各種機械紹介

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薬用作物等地域特産作物産地確立支援事業(薬用作物産地確立支援事業)

1.ミシマサイコ掘り取り機改良事業
2.ミシマサイコ洗浄機改良事業
3.ミシマサイコ乾燥機改良事業

堀取り機

ミシマサイコの根は10~20cmと長さに幅があり、形状も様々です。
さらに側根が多数伸びているため土砂が絡みつきやすく、ほ場での収穫作業は 思いの外時間と手間が掛かります。
このため、樹形や根の形状の似ている枝豆の収穫機を改良し、抜根~土落とし~回収を一連で行える収穫機を開発しました。

洗浄機

従来のミシマサイコ用洗浄機は 茎の部分を1本ずつ手作業で挟む方式で、比較的洗浄時間が長く掛かり 1日作業しても洗浄できる量は少ないのが現状でした。
このため、食用レンコン洗浄機を改良し、品質を落とすことなく洗浄効率を高め、一度に数本単位で洗浄可能な洗浄機を開発しました。
回転式の網の上に 農作物を載せるだけで洗浄されます。
網の回転速度 噴霧ノズルの揺動速度、各ノズルの向きは自由に設定出来ます。
また、対象物を押さえるための上網の高さの調整も幅を持たせてありますので 将来的に大型の根も洗浄することが可能です。





乾燥機

ミシマサイコの根は洗浄後、天日による乾燥を実施しており、雨天や曇りが続くと乾燥効率が落ち、さらに雨が続いた場合カビの発生も心配されます。
このため、天候・気温の影響を受けず、品質を落とすことなく効率良く乾燥させるため、食用シラスの乾燥機を改良し、低温(常温)送風乾燥機を開発しました。
自動温風発生装置も装備しています。
常温+5℃程度の温風を発生しタイマーで自動制御出来ます。